▽プレミア スヌーカー リーグ その2

〜〜スティーブ・デイビス vs マルコ・フー〜〜

今回は予選リーグ第2戦。スティーブ・デイビスとマルコ・フーの試合をお送りします。

マルコ・フーは香港出身の若手。2003年に、この、プレミアスヌーカーリーグのチャンピオンになったけど、これ以外の試合では大きな結果が残せてない。そういう意味でも、ちょっとがんばらないとね。ちなみに、序盤からぼんぼんセンチュリーを出すタイプ。去年のプレミアスヌーカーリーグでも、ものすごい数のセンチュリーを出してたような。

スティーブ・デイビスはイギリスの英雄。今は、イギリス紳士って感じ? 最盛期はミハエル・シューマッハ以上に稼いでいたはず。スヌーカーにはかかせない人なんだけど・・・ 最近は、あまりぱっとしてないかな。

マルコ・フーは今まで通り、センチュリー出しまくることができるのか? スティーブ・デイビスはものすごいベテランだけど、ショットクロックに対応できるのか? そのあたりが、この試合での見所になるかな。

では、試合開始。

●第1フレーム

立ち上がり、お互いにイージーミスが目立つ。テーブルのコンディションがつかめて無いってこともあるだろうけど、ショットクロックとか、ラシャが微妙に違うのとかが影響してるんだろうね。

コンディションをつかむのはマルコ・フーの方がはやいか。しっかり打つタイプだってことも影響してるのかな。

1個入れた後はマルコ・フーが順調に落としていく。ちょっと長いショットでミスが出てスティーブ・デイビスに攻撃権を渡したけど・・・ スティーブ・デイビスが簡単なショットをミス。ちょっと、ショットクロックであせりすぎかな? 結局、マルコ・フーが順調にいれ続けてそのまま第1フレームを取得。

ただ、勝負はほとんど決まってるのに、あえてコンシードしないで突き続けるスティーブ・デイビスのやる気は良いね。少しでもテーブル・コンディションをつかんでから次のフレームに行きたかったんだろう。

今年から会場が大きいところに移ってしかもイギリスでは生放送らしいんだけど・・・ そういう影響もあって、会場の湿度とか変化が激しいんだろうなぁ。

●第2フレーム

開始から、スティーブ・デイビスが長い良いショットを決める。ただ、その後が続かないで良いところでミスが出てしまう。

一度、チャンスをもらったマルコ・フーは相変わらず入れ続けるのが見事。そのまま、逆転で第2フレームも取得。

●第3フレーム

徐々に、両者ともコンディションをつかんできたみたいだし、そろそろスティーブ・デイビスの良いところがみられるかな?

そう思ってたら・・・ まだ、スティーブ・デイビスにミスが目立つかなぁ。ショットクロックの影響が意外と大きい? 長い難しい球は入れてるのにその後が続かないような。

マルコ・フーは良いねぇ。ちょっと長めのショットでもしっかり入れてる。

相変わらず立ち上がりはすばらしい。6フレームマッチになって、一番恩恵を受けるのはこの人かも。最初の3フレームとれば負けはなくなるんだから・・・ マルコ・フーにはかなり有利かも。っていうか、立ち上がりだけ異常に良いのを何とかしようよw

第3フレームも終盤になっておもしろいセーフティ合戦があったけど、そこもマルコ・フーが押さえてマルコ・フーが3フレーム連取。これで、マルコ・フーは負けが無くなった、と。

●第4フレーム

休憩を挟んで第4フレーム。

やっぱりスティーブ・デイビスにミスが出ちゃうんだけど、その後、マルコ・フーにもミスが。ちょっと、マルコ・フーはつかれてきたかな?

ここまで1フレームも1ポンドも取れてないスティーブ・デイビスも、そろそろ、良いところを見せてもらわないとね。

しっかし、集中してるときのマルコ・フーはすごいな。入れ続ける力がすごい。結局、続けて51ポイントをとって第4フレームも取得。

●第5フレーム

今日の勝負そのものはマルコ・フーの勝利で決定したけど、1フレームごとに賞金がかかってるし、予選の最後でポイントが同じならフレーム差の勝負になるから、まだまだ、気を抜けない。こういう、試合フォーマットの作り方はうまいね。スティーブ・デイビスも良いところを見せて終わりたいだろうし。

解説の人が言ってたセリフ。

難しい球ほど集中するな。
 イージーな球こそものすごく集中しろ。

昔、ジミー・ホワイトが言った言葉らしいんだけど、この人が言うと説得力あるなぁ。ほんと、難しい球ほどぽんぽん打っちゃう人だからなぁw

第5フレームは、なんとか、スティーブ・デイビスが良いところを見せて逆転で取得。これでフレームカウントは4−1。

●第6フレーム

最終、第6フレーム。かなり、スティーブ・デイビスらしさを取り戻してきた。ショットの切れ、精度ともにかなりあがってきたね。

ラックを崩しにに行ったとき、運が悪くてポイントはとぎれちゃったけど、全体的には良い感じになってきたんじゃないかな。逆に、マルコ・フーは集中力がとぎれてきたか? 去年までの8フレームマッチだったら、これ、どうなってたかわからなかったね。

そう思ってたら、いきなりマルコ・フーが集中し始めたな。一気に64ポイントとって逆転。これでマルコ・フーの勝利と思ったら・・・ スティーブ・デイビスはコンシードしない!w

残り2個、ショットクロックのある試合でセーフティ合戦はしびれるね。結局、マルコ・フーが難しいショットを決めてこのフレームも取得。フレームカウント5−1でマルコ・フーの勝利となった。

スティーブ・デイビスはところどころに良いところもあったんだけど、全体としてみたらぱっとしなかったか。この辺は、試合になれてくれば何とかなるのかな。っていうか、そうなってほしいけど。

マルコ・フーはいきなり良い感じ。立ち上がりが良いマルコ・フーには6フレームマッチってのはぴったりなのかも。ただ、6フレームやって1回もセンチュリーが出てないってのは、ショットクロックが影響してるのかな?w

来週はマーク・ウィリアムズとポール・ハンターかな。なんでも入れちゃうマーク・ウィリアムズが今年の試合フォーマットでも、今まで通りに試合ができるのか、楽しみだね。


[Sports] Presented by ta3 [2005/3/1]