▽F1 2006 #1 バーレーンGP

2006年、F1開幕ヽ(´ー`)ノ

※生放送を基準にページを作ってます
※地上波を待ってる人はネタばれ注意

公式予選

去年のF1 中国GP以来、ほぼ5ヶ月ぶりのF1。やっぱり、F1は良いね。人類の生んだ文化の・・・ って、訳のわからないこと言ってる場合じゃないか。

今年も予選方式が変更になったF1。去年までの1ラップアタックが廃止になって、全部で3ピリオドのノックアウト方式になった。

簡単に言うと、15分の第1ピリオド、15分の第2ピリオド、20分の第3ピリオドと予選全体を3つに分割して行って、遅い車を次々に切り捨てていくという方式。全く新しい形式だけに、各チームがどういう作戦で来るのかが楽しみ。

では、予選開始。

■ピリオド1

トップチームは、とりあえずピリオド2へ進むためのタイムを出すだけ。中段から下位のチームは、この時点でフレッシュタイヤを投入して、本気のアタックを仕掛けてくるだろうってのがはじまる前の予想。

ただ、実際にはじまってみると・・・ 15分って、思ったより短いなw

ピリオド1とピリオド2では、15分の制限時間が終わるまでにタイムを出さないと認められない。つまり、1周100秒で逆算したら200秒前・・・ つまり3分20秒前にはピットアウトしておく必要がある、と。

1回、中古のタイヤでタイムを出しておいて、新品のタイヤに履き替えて燃料を補給して、他のチームのタイムを見て危ないようだったらもう一発・・・ って、余裕を持った作戦はやりにくそうだ。

最初にピットから出たのは井出有治。フリー走行のときもそうだったけど、風の影響でコースにかなり砂が入ってる。これを嫌って、上位陣はなかなか出てこない。このおかげで、しばらく、井出が1位をキープw

残り5分を切ってもルノーは2台とも動かない。1回のアタックで16位以内に入る自信がある、と。まぁ、そりゃそうか。ルノーが、ミッドランド、トロ・ロッソ、スーパーアグリの3チームより下に行ったらビックリだよなぁ。

ライコネンがタイムアタックに入ったところで、大クラッシュ。F1って他のフォーミュラレースに比べていろんな所が壊れやすいカテゴリだけど・・・ これは、かなりめずらしい壊れ方をしてたような。個人的には右リアの足回りが最初に折れて、その影響でリアウィングがはずれて、リアに巻き込んだように見えたんだが。

まぁ、TVで見てるだけだと原因なんてわからないんだけど、たまたま、ライコネンのマシンに使ってたパーツに不良があったのか、それとも、パーツ全体の製造の問題か、マシンの設計レベルでの問題か・・・ モントーヤの方は普通に走ってたけど、ちょっと、マクラーレンとして嫌な感じだなぁ。

で、ライコネンのクラッシュでピリオド1は赤旗中断。残り4分34秒で全車、一斉にアタックに出ることにw

いや〜 こういうシチュエーションは燃えるね! 昔の60分で12周方式の予選の頃も、似たような状況がたまにあったけど、今年は、こうなる確率が3倍なんだなw

このアタックで、うまくタイムを伸ばすことが出来なかったのがトヨタのラルフ・シューマッハ。ピットに帰ってずいぶん怒ってたけど・・・ 怒るなら、速く走れなかった自分に怒れっつーのw

ピリオド1で切り捨てられたのは以下の人たち。

スーパーアグリの2人は・・・ まぁ、予想通り。ラルフがビックリですな。

■ピリオド2

ピリオド2でも、上位陣は使用済みのタイヤで軽く流すのかな? なんて予想してたら、そういうわけにはいかない状況のようだ。

今年のタイヤは新品と使用済みで、1発の速さに1.5秒から2秒の差があると言うことで・・・ 上位陣が使用済み、中段のチームが新品を使ってきたら、中段に食われちゃう可能性がある、と。

ただ・・・ 新品を使ってるのか使用済みを使ってるのか、外から見てるだけだとわかりにくいんだよなぁ。各ピットのタイヤを写すためだけに、専用のカメラを用意するべきだw 結局、詳しい情報は川井ちゃんの望遠鏡から、と。

ミハエルとルノーの2台は新品を投入したらしい。あとは・・・ 1分31秒台を出してるモントーヤも新品じゃないかなぁ。

ピリオド2で足きりになったのは以下の人たち。

なぜか、この時点でトヨタは2台とも姿を消すことに。ヤルノ、何やってるんだか・・・ 逆に、テストで評判の良くなかったレッドブルのクリエンは、ピリオド3まで残ったことにビックリ。

■ピリオド3

ピリオド1、ピリオド2と違うのは時間が20分になったこと。20分をすぎる前にコントールラインを通過していれば、タイムが有効になること。ピリオド3がはじまる前に、決勝をスタートする時の分だけ、燃料を積んでおく必要があること。

燃料を積んでからピリオド3がはじまるんだけど、周回数に制限はないから、どんどん走って車を軽くして、それから最速ラップを出すのが効率が良い・・・ ってのが机上の空論なんだけど、実際にはエンジンのライフの問題とか、トラフィックの関係とか、いろいろ、難しそう。

まぁ、このあたりは、この予選方式で3〜4戦すれば、効率の良いやり方が浸透するんだろうな。たぶん。

とりあえず、フェラーリは決勝に新品タイヤを残さない作戦? 決勝でもタイヤ交換出来るんだけど・・・ それより、予選でのポジション重視って事か。ミハエルとマッサが次々にトップを塗り替えた。

ホンダの2台は思ってたほどタイムが伸びない。ルノーも思ってたほど伸びないけど・・・ これは、もしかして、フェラーリだけが軽くて、他のチームはしっかり燃料を積んでる可能性もあるんだよなぁ。奥が深い。

ピリオド3での順位は以下の通り。

予選の詳しい結果はこちら。
http://fmotor.nifty.com/f1gp/2006/03/f1__3339.html

決勝は3月12日、午後8時30分から!(日本時間)

決勝

2006年のF1、最初の決勝レース。

天気は晴れ。気温は24℃、路面温度が40℃。路面温度は昨日より上がってる。風は強め、ストレートで追い風。サポートレースは行われてるけど、それでも、路面には砂が入ってる予感。レースの序盤で、変に接触とか無ければいいけど。

フォーメーションラップ。特に問題もなく全車がスタート。ただし、モンテイロはドライブシャフトに問題が見つかったと言うことで、Tカーに乗り換えてピットスタートに。

ちなみに、予選で1位から10位の車は予選のピリオド3がはじまる前に、決勝スタート時点での燃料量を決めている。逆に言うと11位以下の車は自由に燃料が積めるわけで、どんな作戦で来ているのかも見所だな。

って、フォーメーションラップの最中に、井出が審議中との情報が。このタイミングで審議ってなんだよw

レーススタート。特に、大きな混乱は無し。マッサがアロンソに抜かれてる。バトンがずいぶん順位を落とした。ホンダでスタートのプログラムをやってるエンジニアは、昨日、イタ飯をおごってもらったらしいけど・・・ 昨日じゃ遅すぎたんだろうな。

下位集団だとライコネンが大きくジャンプアップ。1周目が終わった時点で13位まで順位を上げてきた。ニコ・ロズベルグがノーズ交換でピットイン。クリスチャン・アルバースは、ピットに戻ってきてそのままリタイアになった。

ホンダの2台、バトンとバリチェロが5位と6位で・・・ なぜか、2台でバトルしてるな。そんなことやってる暇があったら、前のモントーヤを追いかけろよ、と。

その後ろでは、佐藤琢磨がトヨタのラルフに詰め寄ってる・・・ トヨタ、大丈夫か?w

3周目、井出にドライブスルーのペナルティが出た。結局、フォーメーションラップ前、クルーが離れないといけない時間になっても作業を続けてたって事らしい。まぁ、初めてのレースだし、そもそも完走が目標みたいなものだし。問題ないでしょう。

1コーナーでレッドブルのクリエンがルノーのフィジケラをオーバーテイク! って、なんでやねんw フィジケラは予選の時からエンジンのふけが悪いとか言ってて・・・ 結局、電気系を全部交換して決勝に出てきたらしいけど、まだ、どこか悪いのかな。

5周目、トロ・ロッソのリウッチィがレッドブルのクルサードをオーバーテイク! セカンドチームが親チームをオーバーテイク?w これだと、次のレースから、V10の規制が厳しくなったりして。

8周目、1コーナーでマッサがスピン! アロンソはすぐ後ろにつけてたんだけど、体勢を崩したマッサをギリギリのところでかわした。やっぱ、アロンソうまいなー。

9周目、マッサがピットに入ってきた。タイヤにフラットスポットでも出来たかな。って、タイヤ交換で右リアがおかしい。タイヤ交換に使うガンが回らない。予備はどうした? ちょっと、フェラーリのピットがドタバタしてるな。

11周目、バトンがモントーヤをオーバーテイク! スタートはいまいちだったけど、ようやく、ホンダも調子が出てきたかな。というか、モントーヤの調子が上がらないだけか? 抜かれたモントーヤがさらに抜き返そうとするけど、なんとか、バトンが押さえきった。

なぜか、トロ・ロッソと良い勝負をしているトヨタ。どっちか1台って言うんじゃなくて、2台そろってペースが上がらないトヨタ。テストは悪くなかったのになぁ。

16周目、ミハエルがピットイン。8.2秒・・・ だいらい20周分。普通に2ストップだな。やっぱりフェラーリは軽かったのか。

1コーナーでライコネンがヴィルヌーブをオーバーテイク! ただ、ブレーキング競争でギリギリ抜いたって感じ。コーナーが速くて直線は普通って前評判はあたってたか。追い抜きは難しいマシンのようだ。

17周目、フィジケラのチームラジオで・・・ 3ポイントは取れるぞ、って。まだ40周残ってるのに、現実的だなぁw

19周目、バトンがピットイン。9.1秒・・・ 1ストップには足りないし、2ストップにしては遅すぎる。今年も、ホンダのピットクルーはルノーに負けたままなのか。

20周目、アロンソがピットイン。ミハエルより4周分多く積んでたのか。タイヤ交換、燃料補給にあわせてフロントウィングの調整もやってた。

スーパーアグリのピットでは、なぜか、井出と琢磨が同時にピットイン。井出の無線がおかしいのかな? 井出はマシンを止めてる、琢磨は一度スルーしてきて次の周にもう一回ピットインすることに。

22周目、フィジケラがスローダウン! やっぱり、どこかおかしかった、と。

27周目、気がついたらバリチェロのペースがずいぶん遅い。バトンと4秒ぐらい差がある・・・ どこか、トラブルだろうなぁ。

29周目、バトンがモントーヤをオーバーテイク! このレースで2回目。って、同じ相手を2回抜かないといけないって言うのもおかしい話なんだがw

井出がいつの間にかレースに復帰してる。琢磨は何回もピットに入ってるが・・・ でも、レースペース自体はそんなに悪くないんだよなぁ。1分37秒台で走れてる。ルノーやマクラーレンは問題外としても、ミッドランドまではそんなに遠くないのかも・・・ ってか、トロ・ロッソのV10が速すぎるぞw

31周目、ライコネンがピットイン・・・ って、これが1回目!? まだ入ってなかったのか! つまり、どうせ最後尾スタートなら1ストップ作戦、と。ピットアウトの時点で・・・ 6位かな。

ヴィルヌーブのマシンが派手に炎を噴いてる。エンジンブローだな。また、無線で『君に出来ることは何も無い』とか、言われてるのかなw

1位ミハエル、2位アロンソの状態なんだけど、2位のアロンソは焦らずにミハエルについて行ってる。この後、ミハエルの方が先にピットインすることはわかってるから、そのタイミングでスパートをかけて前に出る作戦、と。それがわかってても、ミハエルの方はアロンソを突き放すことが出来ないんだな。

37周目、ミハエルがピットイン。8.7秒でそつなくピットアウト。前があいたアロンソはここからプッシュ! ただ、ミハエルもみすみすトップを譲るわけにはいかないから重いマシンでプッシュプッシュ。って、給油したばかりのマシンでセクター1のベストタイム出してる・・・ あれ? まだ、新品タイヤ残ってたっけ?

40周目、アロンソがピットイン! 重いミハエルにタイム差を縮められてることに気がついたルノーは、燃料を余らせてアロンソをピットに呼び戻した。ストップタイムは7.7秒。タイム的にはぎりぎり・・・ 1コーナーでアロンソとミハエルがサイド・バイ・サイド!

インのアロンソの方がラインは苦しかったけど、そこから、立ち上がりの加速でミハエルの前に出た。今年のルノーで一番強いのは、この、立ち上がり加速かなぁ。逆に言うと、コーナーに入る前にきっちり押さえておけば、そうそう、抜かれることは無さそうだけど・・・

41周目、バトンが最後のピットインを終えるけど、コースに戻ってみるとライコネンの後ろ。あとは、コース上で抜くしかない状態・・・ バトンは、そういうことはしないかなぁ。

43周目、ファステストを更新したのは・・・ ニコ・ロズベルグ? え? マジ!? テストでの評判だと、ロングランのペースはないって言われてたウィリアムズ。20歳の新人で43周目にファステスト? これは、ちょっと、すごいんじゃね?

47周目、井出がスローダウン・・・ 今度はコース脇に車を止めて、完全にリタイアか。まぁ、よくがんばった。とにかく、今は1周でも多く走って問題をつぶしていかないとね。

49周目、ロズベルグがクルサードをオーバーテイク! 速いだけじゃなくて追い抜きもうまいなー。ここって決めたらずばっと行くね。まぁ、クルサードが油断してた気もしないでもないけどw

これでロズベルグはポイント圏内・・・ けど、まだ、ペースをゆるめない。もう一つ前のクリエンまでねらってるな。

そして残り1周。ロズベルグがクリエンをオーバーテイク! ロズベルグおもしろすぎるw

優勝はアロンソ。ミハエルの前に出たあとは、後ろを見ながら次のレースに備えてエンジンをセーブしてたかな。若いのにしっかりしてるよ。

2位はミハエル・シューマッハ。アロンソに1回仕掛けたけど、あとはこっちも、無理をせずにエンジンをセーブしたか。まぁ、去年は1年間苦しんだし、それを考えたら2位でも上出来。少なくとも、良い勝負が出来ることは証明出来た。

3位ライコネン。最後尾からスタートのライコネンが3位。しかも、効率の悪い1ストップで。普通に考えるとありえない・・・ つまり、じつはタイヤにやさしくて速いマシンなんだな。壊れなければ、普通に優勝に絡んでたはず。

以下、4位バトン、5位モントーヤ、6位ウェーバー、7位ロズベルグ、8位クリエンの順になった。

チーム別で感想をまとめると・・・ ルノーは速いけどフィジケラにトラブルが出た。信頼性は大丈夫なのか? っていうか、今年も、フィジケラにツキがないだけ?w

フェラーリもマッサが遅れたけど、これは、ピットのトラブルだからまだ大丈夫かな。ブリジストンもミシュランに負けてないみたいだ。

マクラーレンも鍵になるのは信頼性か。ライコネンが速さは証明したけど、そもそも、予選でトラブル出してるし、モントーヤはペースが上がらなかった。

ホンダも、バリチェロがペースが上がらなかったのが謎。スタートシステムももうちょっと仕上げないとね。

中段のチームだと、ビックリさせられたのはウィリアムズ。BMWエンジンを失ったし、タイヤも交換したしであまり期待させられる要素は無かったんだけど・・・ ロズベルグが1人でおいしいところ持って行ったかも。コスワースのV8も良い出来なんだな。

レッドブルもテストで評判が良くなかったチームなんだけど、しっかり2台そろって完走。8位のクリエンはお見事。

ザウバーは・・・ かなり、エンジンで攻めてきてたのかな? 派手に炎噴いてたなぁ。ヴィルヌーブ仕事しなくっちゃw

トヨタは・・・ トロ・ロッソと争ってるようじゃ、優勝は出来ないぞ、と。

下位集団。トロ・ロッソ、ミッドランド、スーパーアグリは・・・ まぁ、ある意味、予想通り? V10のトロ・ロッソがちょっとはやすぎるかな。モンテイロは完走おめでとう。

スーパーアグリは琢磨が完走しただけで、ある意味100点。次は2台そろって完走・・・ 夏頃には、ミッドランドの上にいて欲しいぞ、と。

決勝の詳しい結果はこちら。
http://fmotor.nifty.com/f1gp/2006/03/f1__34ed.html

次回、マレーシアGPは3月19日!


[Sports] Presented by ta3 [2006/3/12]