▽マール王国の人形姫

PlayStation用ソフト『マール王国の人形姫』の感想ページです。

ちなみに、この感想を書いてる時点ではとりあえずクリア。仲間になる人形とかイラストアイテムとか、やり残したことはありますがとりあえず終了。プレイ時間は11時間とちょっとでした。

マール王国の人形姫
対応機種:PlayStation
発売日:1998年12月17日
希望小売価格:5,800円(税別)
ジャンル:ロールプレイング

http://www.nippon1.co.jp/contents/game/marl1/index.html

気になったところ

プレイしていてちょっと気になったところです。良いと思ったところとか、どうかなぁと思ったところとか、何でもありです。

○エンカウント多すぎ
戦闘を多くしてプレイ時間を稼ぐタイプのRPGになっちゃってる。それでも、11時間で終わるんだから、ストーリー自体はかなり短い事がよく分かる。
○戦闘がいまいち
密かにオート戦闘ってのがあるんだけど、結局、毎回ボタンを押さないと行けない。しかも頭はあまり良くない。まじめに戦闘やってるとかなり面倒。
○メニューがおかしい
選択できない項目は灰色になってるだけ。表示しないようにするとか、カーソルがそこにはあわないようにするとか、いろいろ、他に手段はあったんじゃ・・・? 戦闘で“おわる”を選ぶのが面倒。っていうか、そもそも“おわる”を自動的に選ぶぐらい出来て当たり前。
○ミュージカルが唐突
これは良いことなのか悪いことなのか・・・ 普通に話を進めてるつもりで、いきなりドット絵のミュージカルモードにはいるからちょっとびっくり。
○時々キャラの性格が変わる
ストーリー優先でキャラの性格は自由自在ですか? あまり、こういうのは好きじゃない。
○仲間にしたモンスターや人形はどうやって解雇するの?
いや、まじで、どうやって解雇するの? 間違って仲間にしちゃったモンスターを首にする手段が最後まで分からなかったです。
○ダンジョンが手抜き
どれも、特定のパターンを組み合わせただけ。しかも、ダンジョンが変わってもただの色違い。
○いまどき、強制選択って
まぁ、6年前のソフトに“いまどき”を要求するのもおかしいかも知れないけど・・・ 6年前にしてもどうかと。“はい”と“いいえ”で“いいえ”を選んでも結局、強制的にイベントをさせられるんだったら・・・ プレイヤーの選択って無意味じゃん? 80年代のRPGじゃないんだから、何とかしようよ。
○ボリュームおかしくない?
常に流れてるBGMとミュージカルで使われる歌のバランスがおかしくない? BGMの方が音量大きめで調節されてるような・・・ これだと、BGMにあわせてゲームをやってると、ミュージカルが始まったときに音が小さくて歌が聴き取りづらくなりません?  単純に、そこまで考えてないだけ?
○敵キャラが頭悪い
マージョリーと部下たちが頭悪すぎない? 子供向けだからこれで良いって事? 悪役なりのルールとか正義感とかまったく無しで、ただ、気分で王子を石に変えただけで・・・ そう考えると、せっかくのストーリーが台無しになっちゃうんだよなぁ。
○人形とモンスターって同じ扱いで良いの?
たぶん、最初は人形を仲間にしていくRPGで、途中から敵も仲間にしたら面白いって事で変えたんじゃないかと思うんだけど・・・ これってどうなの? なんか、まちがってない?
○人形の使い分けがない
結局、どの人形を戦闘で使ってても話は最後まですすんじゃう。もっと、使い分けることでメリハリのあるシーンがあっても良かった。戦闘で使われてない人形にまったく経験値が入らないシステムも、ちょっと、古すぎるかな。
○お金の使い道がない
結局、最後の最後まで溜めっぱなしだった。装備系のアイテムも回復系のアイテムも特に買う必要がない、と・・・ そもそも、シナリオでは“イノチウム”ってものすごく大事な世界の源みたいに言われてるのに、実際はただのお金っていうのもどうかと。

感想

ゲームを始める前の情報による印象は“一見どたばたコメディ風のRPG”って感じをねらってる? まぁ、中身もそれほどずれてないんだけど、それだけじゃない。気楽にプレイしてもらってびっくりさせるのを狙ってるのかな?

絵が丁寧な割に、全体の作りは荒いかも。雰囲気としてはドラゴンクエストの1が近いかな。そう考えると、エンカウントが多いところや戦闘が微妙なところ、ストーリーが実は短いところもよく似てる。

見せ場は時々挿入されるドット絵によるミュージカル? 歌がついてよく書き込まれたドット絵が動くんだけど・・・ やっぱり、古い感じがするのは否めない。まぁ、PlayStationだから仕方がないって言えなくもないけど、歌をとってしまえばスーファミに移植できそうとも言える。

基本のストーリーは、まぁ、お約束かな。ちょっと好きになれないところもあるけど、全体を通してみれば悪くないかと。

ストーリーもシステムも“もう少し頑張りましょう”って言う言葉がぴったり。そういう意味でもったいないソフト。この、もったいないところがどういう風に変わったのか、2に期待するかな。

今だと、廉価版が1,890円(税込)らしいので、この価格ならお買い得かな。時間が余ってて、別に最新のゲームじゃなくても良くて、何かRPGを探してる人におすすめ。


[Game] Presented by ta3 [2004/11/23]