▽アガサ・クリスティーの
 名探偵ポワロとマープル

NHKアニメ劇場『アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル』の感想ページです。
ここでは、第34話から第39話までの感想をまとめてあります。

NHKアニメ劇場 アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル
http://www3.nhk.or.jp/anime/agatha/

第34話 二十四羽の黒つぐみ

クリスティー短編集13 クリスマス・プディングの冒険 表
○アニメ
ポアロ物。

原作のトリックからしてアニメだと演出が重要になってくると思うんだけど、そのあたり、特に問題なくこなしてるのはお見事。

トリックは・・・ 今となっては逆に信憑性がないかな? まぁ、あっさり流してあげましょう(´∀`;)
○原作
クリスティー短編集13『クリスマス・プディングの冒険』の中に収められている短編の一つ。“二十四羽の黒つぐみ”が原作。
原作では、執事のジョージに出番が! 最大の被害者は・・・ ポアロの自慢話を聞かされるボニントンさんだよなぁ。原作だとw

第35話 ダブンハイム失踪事件

クリスティー短編集3 ポアロ登場 表
○アニメ
ポアロ物。
銀行倒産って・・・ 冷静に考えるとあっさりすごいことになってるな。あとは・・・ 当時のイギリス警察って、そんなに適当だったんでしょうか?w
○原作
クリスティー短編集3『ポアロ登場』の中に収められている短編の一つ。“ダヴンハイム失踪事件”が原作。
原作では執事のジョージが大活躍してるようなw あと、ジャップ警部はいつも通りの役回りでした、とw

第36〜39話 雲の中の死

雲をつかむ死 表
○アニメ
ポアロ物。

のっけからマープルが出てきてちょっとビックリ。変なアレンジでもされるんじゃないかとひやひやしたけど、まぁ、普通に顔見せだったんで良かった。

もともと、ポアロとマープルの競演って話はクリスティーが生きてたときからさんざん出てた話で、クリスティーはきっぱり断ってるんだよね。

それをアニメでやっちゃったんだから、どうなることかと思ってたけど・・・ まぁ、最後まで、かなり良い出来だったんじゃないかな? 少なくとも、原作からのファンの一人として、がっかりさせられるような出来じゃなかった。

っていうか、もっと他の話もみたいぞーw

で、今回の話だけど・・・

これ、アニメにするのは難しいと思うんだけど・・・ 『ナイルに死す』と同じぐらい難しいかな?(微妙な言い回しだな)

それにしては、良くできてると思う。

よく見てれば伏線にもちゃんと気がつくようになってる。なんなら、2回通してみるのも良いかもw

○原作
ポアロ物長編『雲をつかむ死』が原作。

原作だとフランスの刑事のフルニエが良い味を出してるんだよね。伏線の貼り方もこっちも絶妙だし・・・ アニメを見た後から原作ってのも悪くないかも。

ただ、やっぱりトリックはちょっと強引かなぁ。最後のオチはクリスティーらしくていいんだけどw


感想

全体的に良くできてた。最近のNHKは画質も安定してるなぁ。ときどき、ゲストが声優をやって厳しいところもあったけど、まぁ、想定の範囲内?

理想を言えば、長編は長編でしっかり作って欲しいねぇ。30分×4回じゃなくて、2時間ぐらいで。まだまだ、クリスティーにはいい話があるんだけどなぁ。それこそ、最近のミステリ作家なんて足元にも及ばないような話がごろごろ。

まぁ、素直に原作で楽しみますか(´・ω・`)

久しぶりに『復讐の女神』『終わりなき夜に生まれつく』あたりでも引っ張り出してきて読むかな・・・

おすすめ

アガサ・クリスティーの長編ミステリでお薦めを・・・ 本気でお薦めを書いていったらきりがないので、かなり厳選してみましたw

発表年ジャンルタイトルちょっと一言
1923年ポアロ物ゴルフ場殺人事件ポアロ登場第2作目。シンデレラが良いw
1926年ポアロ物アクロイド殺し個人的にはこのトリックはありかと。
1932年ポアロ物邪悪の家ほどよいヒント。適度な難易度。
1934年ポアロ物オリエント急行の殺人有名すぎるのが欠点か?
1935年ポアロ物三幕の殺人ある意味反則な殺人をすばらしい動機で見事に料理。
1936年ポアロ物ABC殺人事件文句なし。
1937年ポアロ物ナイルに死すじっくり、時間をかけて読むべきかな。
1938年ポアロ物ポアロのクリスマスクリスマス以外に読んでも問題なし。
1939年その他そして誰もいなくなった これも、有名すぎるのが欠点かな。
1941年ポアロ物白昼の悪魔ストーリーもトリックもお見事。
1941年その他NかMかトミー&タペンスファンは必読w
1944年その他ゼロ時間へ名作。個人的にかなり好き。
1953年ポアロ物葬儀を終えて文句なし。っていうか、すごすぎ。
1953年ポアロ物ポケットにライ麦をこれぞ、本当の童謡殺人! といった感じ。
1958年その他無実はさいなむミステリーとしての限界を超えてる?
1962年マープル鏡は横にひび割れて2度読んで欲しい作品。
1967年その他終りなき夜に生れつく人によって評価が分かれるかな? 探偵がいないミステリ。
1971年マープル復讐の女神ミス・マープル3部作の2作目。もう1作読みたかった(;つд`)
1975年ポアロ物カーテンポアロ最後の事件。
1976年マープルスリーピング・マーダー意外と元気なマープルw

他にも、長編だったら 『複数の時計』 『おしどり探偵』 『エッジウェア卿の死』 『雲をつかむ死』 『杉の柩』 『書斎の死体』 『五匹の子豚』 『動く指』 『ホロー荘の殺人』 『ねじれた家』 『死者のあやまち』 『カリブ海の秘密』 『第三の女』 『親指のうずき』 『運命の裏木戸』 『予告殺人』 『スタイルズ荘の怪事件』 『もの言えぬ証人』 『死が最後にやってくる』 『マギンティ夫人は死んだ』 『魔術の殺人』 『パディントン発4時50分』 『招かれざる客』 あたりがお薦めw

(´-`).。о〇(『ぜんぜん厳選できてないやん!』って突っ込みは不許可で・・・)


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